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メインインタビュー : 輪島功一 &具志堅用高 第1話 Vol.13 - OCN TODAY

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輪島功一 &具志堅用高  第1話

輪島功一&具志堅用高の~いざ奮い勃て、ニッポン男児よ!~講座 第1回

「自分自身にチャンピオンベルトを巻く気概で、闘い、求めろ!」

男のドキドキ減退に気力低下……、ガラスの心を持つ悩み多きニッポン男児に、あえて痛烈な連打をお見舞いする! というわけで今回ご登場いただいたのは、ボクシング元世界チャンピオンの輪島功一、具志堅用高の両氏だ。伝説の“男の中の男”二人が繰り広げる愛と魂のパンチ合戦。男たちだけでなく、女たちにもぜひ読んでもらいたい。きっと心が熱くなるはずだ!

草食男子!? 体を動かせば、
男のドキドキはおのずから湧きおこるんだよ!

── 元気のないニッポン、その根っこに巣くっているのは、他でもない元気をなくした日本男児ではないのか!? ということで、今回は、この国の男どもにガツン!と一発、渇を入れてもらおうと、元ボクシング世界チャンピオンの輪島功一さんと具志堅用高さんという、男の中の男のお二人にお越しいただきました。どうぞよろしくお願いします!

具志堅:「こちらこそ」

輪島:「(超ハイテンションで)きょきょ、今日は言わせてもらうからよ!」

── あ、はい(汗)。まずですね、いきなり下ネタってわけじゃなく真面目な問題なのですが、「草食男子」なんてフザケた言葉があるんですけどご存知ですか?

輪島:「草食!? 流行のベジターブルか? 男なら肉食え肉!!」

具志堅:「違いますよ先輩、あれですよあれ! ほら、……なんだっけ?」

── えっとですね、ズバリ言いますと男性が女性に興味を持たない時代なんですよ。最近の調べによると、若者のS●X離れが進んでいまして、20代の男子の約8割が、女性とそういうことをするのが面倒くさい、したくない、と考えているそうです。

輪島&具志堅:「ウエーッ!!(驚愕)」

── まさにこれは少子化問題にも直結する、ゆゆしき問題ですよね。最近の子は男のドキドキだけじゃなく、物欲とか、そのほかの欲求もさほど強くないらしいんですよ。これは日本に元気がなくなってる大きな要因のひとつだと思いますが、いったいなぜ、こんなことになっちゃったんでしょうね。

輪島:「よし、じゃあ、ハッキリ言う! なんで男と女がこういうふうになっちゃったか」

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── ぜひ、お願いします!

輪島:「あのね、ヨーロッパ、アメリカはね、み~んな男が強いの。なんで強いか? 男が財産を全部、管理して女に渡さない。俺、調べたんだけど、アメリカで女が財産を管理しているのは、たったの17~8%」

── 日本とはまったく逆の状況ですね。

輪島:「向こうの男が女に『プリーズ、プリーズ』って、やさしくするのは、それは女が弱いからなんですよ。あのね、男ってヤツはね……男のイチモツ見たらわかるだろ。"勃って"るんだよ、闘ってるんですよ!」

具志堅:「うんうん(目をつむってうなずきながら)」

── まぁ、そんな感じで闘っていると(苦笑)

輪島:「当たり前ですよ。男は、会社の上役にも、お店のお客さんにも(もみ手しながら)『いやー、そうでございますね、おっしゃる通りでございます。へへへ』ってさ。『てめえ、コノヤロー!!』って言いたいときでも、それは言えねえ! そうでしょ!」

具志堅:「そーよそーよ(目をつむってうなずきながら)」

── 怒りをグッとこらえて。

輪島:「それでウチ帰ったら、今度は女房に(もみ手しながら)『いやいやー、どうもどうも。へへへ』。じゃあ、どこ行ったら男は羽を伸ばせるんだよ」

具志堅:「どこだって話ですよぉ!(目をつむってうなずきながら)」

── どこなんでしょうか?

輪島:「だからよてめぇこの野郎、ニッポンの男はなぁ、羽を伸ばす場所がないんだよッ!日本の女はずるい! 財産は自分で全部管理して『何よッ! あんたッ!!』って亭主をコケにしやがってこの野郎!」

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── 「熟年離婚」なんて残酷なカードも切られたりする男性もちらほらですもんね。

輪島:「なぜ、そんなことができるんだよ!? それはな、女が財産を管理してるからできるんだっての! オカシイんだ、日本人ちゅうのは! ヨーロッパやアメリカから変な一部分だけ切り取って持って来るんだよ。ヨーロッパ、アメリカの常識は日本では非常識だよ。いいか、こういうことをハッキリ言わないとな。そーだよ、多分俺はおかしいよ、でも間違ってないだろ? 」

── よ、よくわかりました(汗)。では、具志堅さんは、日本男児の元気がなくなった理由について、どのように思われますか?

具志堅:「(突如開眼して)僕はねぇ、環境だと思うんですよね。それが問題の一つだねぇ。例えばね、東京の男性なんて、生活や時間に追われすぎているよね。若者たちを見てても、みんな自分の身のまわりのことだけで精一杯じゃんねぇ。余裕がないんですよ。思うんだけどさ、若い子の恋愛力は都会よりも地方のほうが強いんじゃないの? だって、自分の時間があるじゃない。彼女をつくる時間。女の子と手をつないだりさ、そういうこと」

── ただ、ひょっとすると、地方の場合は、ほかにやることがないのかもしれませんね。これはまた別の問題ですけど、地方の雇用は今、たいへん厳しい状況にありますから。

具志堅:「確かにそういう側面はあるかもね。ただ、あとね、やっぱり『お金がなくちゃ何もできない』っていう時代に、今なっちゃってるんだよね」

── 拳(こぶし)一つで、お金というもの、ドリームというものを得られた具志堅さんからすると、その状況って、どうなんでしょうか?

具志堅:「自分の進む道を考えて、夢を実現するためにがんばってる子もいるよねえ。できないことはない。みんな、できる力を持っているんだ。だけど、やっぱり環境のせいで気持ちが小さくなっちゃってる。もっと気持ちを大きくもって自然体で行動すれば、女性との関係も、うまくいくかなという感じがする」

── なるほどー!

具志堅:「あと、もう一つはねぇ、自律神経。どういうことかというと、運動が足りないんですよ。運動したらね、食欲と男のドキドキがわくんですよ。それは実感してほしいなー(実感をこめて)。俺、いつも思うけど、食欲、男のドキドキ、睡眠欲の三大欲、それから、遊ぶ欲を持てば、すごくいいと思うんですよ。S●Xがめんどくさい。それはね、つまり、自分の体が言うこと聞かないってことですよ」

輪島:「体が言うことを聞かなくても、体に言うことを聞かせられるような気迫、気力がないんだよな。『心・技・体』って言葉があるけど、違うんだよ。俺が順番に並べるとしたら『心・体・技』だね。心で決めたら、まずやってみることだ。『どうしたらアイツに勝てるか』っていう技術は頭ん中だ。それは最後なんだよ。心で決めて頭で考えた通りにできたら、東大とか京大とか出てる奴は、全員その道の世界チャンピオンになってるはずだよ。そうだろ?」

── 確かに。ただ、最近の小学校では、競争心とか負けん気っていうのを教育カリキュラムから外しているんですよ。例えば運動会。今、順位がないんですよ。みんな1等なんです。

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輪島:「『1等つけたら2等がかわいそう。3等がかわいそう…』ってか。これも、女が今、仕切ってるんだよ、女が」

── また、「女」が登場してきましたね、アハハ。

輪島:「(ギロリと目を見開いて)……あのね、俺の目見ろよ、俺ふざけてないよ!」

── ハ、ハイっ!(シャキッ)

輪島:「女っていうのはね、10科目まんべんなく55点取れるんだよ。でも、1科目で100点取れる女は、ほとんどいねえんだ。しかし、男っちゅうのは外に出たら人に負けられねえからな、がんばらないといけねえ。ひとつ100点が必要なんだよ。でも、あとの9科目は全部15点しかないんだ」

── あっ、確かにそうですよね(ウンウン)。

輪島:「15点じゃ、この100点が支えられない。だから、女が必要なんだ。倒れないように。人という字はこう(両手を組み合わせて)、2人で1人なんだよ。夫婦もそう。ところが、学校でも家庭でも、みーんな男が女に一方的にヘイコラしてるんだよ! 不思議な国になっちゃったね、日本は!」

── なんで、そうなっちゃったんでしょう?

輪島:「男女同権を勘違いしているんだよ!!」

── いったい、いつぐらいからそうなってきたんですかね?

輪島:「俺たち若いときは、先生って怖かったろー?!」

── そうですね。僕、今30代後半なんですが、僕の子ども時代には、先生はまだ怖い存在でした。

輪島:「『こんのやろぉー』(と拳を握るジェスチャー)、『はぃっ、はぃ…』(頭を抱えるポーズ)だよ。アハハ! 今の子どもも、バン!ってひっぱたいてやればいいじゃないか! あと、親が弱いんだよ!! 『こんなことしたらウチの親に殺される!』って子どもに思わせなきゃ。それというのも、みんな男女同権を勘違いして、女が天下取ってるから! 男なんだよー! 一番上は!!」

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── わ、わかりました(タジタジ)。

輪島:「で、その次が女房なんだよ。それから年の順、長女でも長男でもいい。序列がなかったらうまくいかないんだよ。社長2人いる会社があるか?」

── まぁ、ないですね。

輪島:「いないだろ。序列があるから成り立つんだよ! …というようなことを今言うと、みんな、ポカーンと口開けてね、『輪島、やっぱりあいつ、ボクシングで頭打たれすぎちゃったんだなあ…』って人多いよ(ニコッ)」

── 「輪島さん、かなり打たれちゃってるね」みたいな(苦笑)

輪島:「はっきりモノを言うと日本人は嫌がるんだ。アメリカ、ヨーロッパはイエスかノーか言うでしょ。白か黒だよ。灰色なんて向こうでは全然受けないよ。日本は灰色でもって『ほお、あいつ、頭いいなー』ってなるよね。こういうこともね、嫌がられても言っておかないと。だいたい、ボクシングのジムでさ、会長が選手にヘコヘコ気遣うか?」

── ちょっと想像できないですね。

輪島:「本人のためにも、そういうことしちゃいけないんだよ。昔は、上の奴は怖かったんだ。今は『会長、それ違いますよ。関係ないですよ』って平気で言うからな。フン、黙れ(バン!)コノヤロ!って」

── 今は厳しくすると、やめちゃったりするんですか?

輪島:「やめるな?(具志堅さんに)」

具志堅:「まあ、やめる人も中にはいるよねぇー」

輪島:「厳しいから、って来なくなるのが多い。俺はね、だから、若者のために減量っていうのはよそう、とハッキリ言っているんだよ。なんで減量するんだよ? 勝つ可能性があるところまで落とせるからじゃないか」

具志堅:「試合やる時にさぁ、少しでも有利にするためにしてるんだよねぇ。でも、減量って言うと、『いやー、会長、メシ食えないんじゃ嫌です』って若者、いっぱいいるよ……」

── 減量が嫌だってボクサーがいるんですか!?

具志堅:「昔だったら考えられないことだけどねぇ……。でも、昔の話をしても若いのには逆に悪影響なんだよねぇ(しみじみと)」

輪島:「あと、女性にも減量、減量言うんじゃないよ。今日もテレビでやっとったよ。減量がどうのこうのってさ、あーでもないこーでもないと。じゃあ、なんで女は減量するんだよ! 相手に求められようとする、見染められたい、だから、減量すんだろ!? そうでしょ? 別に俺は女が太ったって構わないんだよ。俺なんかはギスギスしてるのは、あんまり好きじゃねえよ。ムチが好きだよ!いろんな意味で(ニンマリ)」

── ちょっと、話が微妙にそれてきたような気がします(汗)。


取材・構成:村山 陽・古川 智子(OCNジャーナル編集部) 協力:太田プロ・輪島ジム

輪島功一&具志堅用高  第1話 プロフィール

PROFILE
輪島 功一(わじま・こういち)

1943年4月21日生まれ。北海道士別市出身。1968年、三迫ボクシングジムに入門。プロデビューから3年後の1971年、世界タイトルに初挑戦で王座獲得。「かえる跳びアッパー」で一躍有名に。世界タイトル6度の防衛と2度の奪還に成功。現在、「輪島功一スポーツジム」の会長である。

PROFILE
具志堅 用高(ぐしけん・ようこう)

1955年6月26日生まれ。沖縄県石垣市出身。沖縄県立興南高校時代にインターハイ・モスキート級優勝。1974年にプロデビューし、1976年にWBA世界ジュニアフライ級チャンピオン獲得。世界タイトル連続防衛13回の日本記録を達成した。1981年に引退し、現在、「白井・具志堅スポーツジム」の会長を務める。 戦績24戦23勝(15KO)1敗。


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